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ピアノと爪

  • 執筆者の写真: ちあき先生
    ちあき先生
  • 2021年6月8日
  • 読了時間: 2分

お子さんの爪の長さ、親御さんは気にされてますか?


爪が鍵盤に当たると、カチカチ音がします。

静かな、例えば弱い音がずっと続くような箇所を、爪が延びた状態で弾くと、「カチカチカチ・・・」と目立ちます。

これではせっかく美しい音色で弾けたとしても、長い爪のせいで台無しです


幼児期の爪は大人ほど硬くないので、当たったとしても音は目立ちませんが、伸ばしっぱなしで弾くのに慣れてしまうと、正しい手の形が身に付かなくなってしまいます。


一旦慣れてしまったものを直すのって、大変なんです。


ピアノ歴ウン十年の私ですが、ほぼずっと爪は短く保ってます。

1mmちょっと伸びたらいつもと感覚が異なってしまい、もう弾きづらいったらありゃしない(笑)。

衛生的なこともあり、とにかく伸びると切りたくなります。


音大時代も、長く整えてキレイにネイル塗って・・・、などという友人はいませんでした。

塗ったところで、すぐ剥げちゃうのは目に見えているし、

「塗るヒマあるなら、練習しなさい!」と先生に怒られそうだし。


白鍵と黒鍵との隙間に爪が挟まって、「爪が剥がれるかと思った~!」なんてことは、ピアノ弾きあるあるだと思います。

剥がれなくても、鍵盤に引っ掛かって割れてしまうこともあります。


ただ、「レッスン前に爪切らなくちゃ!」と切るのも、お薦めしません。

直前だと、やはり弾く感触が変わってしまいます。

伸びているのに気付いたら、せめてレッスン前日の夜までに切るのがいいかな、と思います。

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